2016年7月12日火曜日

40歳の日に

 本日(7/12),40歳になりました。さらば30代,こんにちは40代です。

 人生80年とすると,ちょうど折り返し地点にさしかかっているわけですが,自分が生きた軌跡(40年間)を振り返ってみたくなりました。まあ私の個人史など面白くも何ともないので,1976(昭和51)年生まれ世代が生きた時代を跡付けてみようと思います。

 この作業は,前に日経デュアル記事でやったことがありますが,ジェネレーション・グラムの形式でしたので,世相や出来事の記載が粗かったきらいがあります。今回は,ベタな年表を作ってみました。1976~2016年の40年間の年表を,年齢(発達段階)と照応させています。

 なお,それぞれの年がどれほどヤバかったかをみるため,自殺率の水準で色分けをしてみました。人口10万人あたりの自殺者数(自殺率)が18未満を白,18以上20未満を薄い灰色,20以上22未満を濃い灰色,22以上をブラックにしています。社会がどれほどヤバいかを測るには,自殺率が一番。

 では,ブツをご覧いただきましょう。年表の記載事項のうち,目ぼしいものは赤字にしています。


 細かいコメントは控えますが,ポイントを列挙すると,以下のようになるでしょう。

 ①:私たちも,ゆとり世代だったこと。高度経済成長期の能力主義を反省した,ゆとり・精選の学習指導要領が77年に公布,80年に施行されました。われわれは,この指導要領の下で育ってきたことになります。

 ②:ファミコンにどっぷり浸かった児童期。83年にテレビゲームのファミコンが発売され,80年代にかけて大ブームになりました。真正のテレビゲーム第一世代です。

 ③:いじめ第一世代であること。86年の東京中野いじめ自殺事件(いきジゴク,葬式ごっこ)を機に,いじめが社会問題化しました。われわれが10歳だった時です。学齢期の只中に,いじめの社会問題化を経験した,いじめのファースト・ジェネレーションです。それ以前にも手ひどいいじめはあったでしょうが,社会問題として構築されたという点がポイント。

 ④:育ちざかりの児童期・思春期を,バブル期で過ごしたこと。親の財布のヒモも緩んだのか,あれ買ったりこれ買ったりと,子どもながらに派手な消費をした世代だったかも・・・。

 ⑤:バブル崩壊とともに青年期がスタート。華やかな時期も長くは続かず,一気に経済情勢が悪化。95年に大学に進学しましたが,経済的理由で進学を断念した生徒も多し。この年には,阪神大震災やオウム事件も起き,不吉な兆候を感じさせた。

 ⑥:22歳の1998年,未曽有の不況(98年問題)。自殺者が3万人を突破! 正規就職が叶わず非正規に流れる者多し(教員採用試験の競争率は過去最高)。就職,結婚,出産といったイベントが立て込む20~30代前半を,暗黒の時代で過ごしました。

 ⑦:まさに,ついていないロスジェネ。学校卒業時に正規就職ができず,非正規として滞留している者が数多し。

 こんな感じでしょうか。この世代も今年で40歳になります。上述のように,不利な生活状況に留め置かれている層が多い世代ですが,より年を重ねていったとき,社会を揺るがす危険因子になりはしないか。

 中小企業が人手不足により,ニートを活用する動きが出ているそうですが,われわれの世代にも目を向けてもらいたいもの。新卒だろうが,既卒だろうが,私たちのようなロスジェネだろうが同じ人間。何も違うところはありません。

 さて私は40歳になったのですが,40代をどう生きようか,目標は何かなど,一切考えていません。適当に食い扶持を稼ぎながら,これまで通り,好きなことをしていくだけです。ただ,これまで書いたものを本にまとめることは,そろそろしたいなと思っています。

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