2013年7月18日木曜日

資料:性別・年齢層別の有業者のワープア化・非正規化

 2012年の『就業構造基本調査』の結果が公表され,「非正規雇用者数が過去最高」とか「働く人間の3人に1人が非正規」とか,いろいろ報じられています。
http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm

 しかるにそれは,10代の子どもや高齢者もひっくるめた全体の傾向であり,属性ごとにみるならば様相は多様でしょう。私は,性別・年齢層別に,有業者のワープア率と非正規雇用者率を計算してみました。

 ワープアとは「ワーキングプア」の略であり,年収200万円未満の有業者のことです。非正規雇用者とは,雇用者(役員除く)から正規雇用者を除いた数であり,パート,バイト,ハケン,契約,嘱託,その他,という要素からなります。

 下表は,バブル崩壊直後の1992年,リーマンショック前の2007年,および最新の2012年の数値の一覧です。字が小さくて見にくいかもしれませんが,ご容赦ください。


 注目ポイントにマークをするようなことはしていません。「すっぴん」の統計表です。コメントも添えません。資料として参照していただければと存じます。